しりとり日記①
平日は職場と自宅の行き来しかしない平々凡々とした私の日常で、毎日書くネタがあるのだろうか。
書くこともないし日記やーめたと三日で思ってしまうのではないか。
早くもネタ切れを恐れた私は、夕飯のお味噌汁を温めている間に名案を思い付いた。
「しりとりで思いついた単語をお題にしよう!」
我ながら良い考えであると。
思いついた言葉には私の深層心理や気分が現れるかもしれないしな…
とういことで今日のお題は「しりとり」である。
そもそも「しりとり」ってなんだ?
学生時代のサークルの合宿中に話すことがなさすぎて行う「会話の墓場」というイメージを勝手に抱いている。
(当時は会話の墓場だとは知らず楽しく考えていたのだ…なんと純真だったことか)
安易にwikipediaで検索するのは良くない。
せめてもの抵抗として電子辞書「デジタル大辞泉」を用いた。
①前の人の言った語の最後の一音を取って、それで始まる新しい語を次々に続けていく言葉の遊び。「くり・りす・すみ・・・」など(デジタル大辞泉)
確かにその通りである。
しかし、私はいつの時代の暇を持て余した人々が考え付いたのかが知りたいのだ。
そこで2番目の意味である。
②前の詩歌や文句の終わりの言葉を、次の句の頭に置いて次々に言い続けていく文字つなぎの遊び。「お正月は宝船、宝船には七福神、神功皇后武の内、内田は剣菱七つ梅、梅松桜の菅原で…」など(デジタル大辞泉)。
高尚な遊びのような気がしてきた。
七福神からの神功皇后武の内のつながりがさっぱりわからない。詳しい人誰か。
インターネットの海から拾った情報によると、
中世に行われていた「文字鎖」という長歌の覚え方に由来するものだとか。
参考URL:http://balloon-rhetoric.atwebpages.com/example/concatenation.html
しりとりにも歴史あり。
ということで中世に思いを馳せながら、しりとり日記をしていきたいと思いました。
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